データ更新日: 2026-07-29
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STRC・デジタル・クレジット

STRCの累計調達額はいくら?$10.15Bに達したIPO+ATMの全記録

2025年7月以降のすべての週次8-Kから集計した、Strategy主力優先株の資金調達フルレコード。

2026-07-26時点で、Strategy(Nasdaq: MSTR)は変動配当型永久優先株STRC(通称「Stretch」)を通じて累計$10.15B(手取りベース)を調達しています。内訳は2025年7月のIPOによる$2.47Bと、その後のATM(市場内売出)による$7.68B。本記事ではこの数字を、SECへの週次8-K開示のみを情報源として月次で分解します。

STRCはStrategyの5つの「デジタル・クレジット」商品の中で最大であり、ビットコイン購入資金の主要な調達エンジンです。ATMによる発行は個別の公募と異なり継続的に行われるため、全体像を把握するには週次開示を積み上げるしかありません——下のチャートがまさにそれです。

累計調達額(手取り)
$10.15B
発行済株式数
104.6M
ATM残存枠
$17.5B

2つのチャネル:一度のIPOと継続的なATM

IPOは2025年7月25日、額面$100に対して1株$90.00で価格決定——28,011,111株、グロス$2,521M(手取り$2,473.8M)。当初約$500M規模で募集されましたが、需要を受けて約5倍に増額されました。

クロージングの2日後、Strategyは新株を市場価格で直接売却できる$4.2BのATMプログラムを設定。2026年3月には$21Bの第2弾を追加しました。毎週月曜の8-Kで前週の売却株数と手取り額が開示されており、下の月次テーブルはその積算です(約定日ベース)。

STRC 累計調達額(IPO + ATM)

StrategyがSTRCで調達した累計手取り額。2025年7月のIPOと、その後のATM(市場内売出)による調達を、週次8-K開示から月次で集計。単位は百万ドル。

データ表を表示
当月調達額累計
2025-07$2,473.8M$2,473.8M
2025-08$2,473.8M
2025-09$2,473.8M
2025-10$2,473.8M
2025-11$157.4M$2,631.2M
2025-12$2,631.2M
2026-01$420.4M$3,051.6M
2026-02$85.5M$3,137.1M
2026-03$1,784.8M$4,921.9M
2026-04$3,280.2M$8,202.1M
2026-05$1,949.1M$10,151.2M
2026-06$10,151.2M
2026-07$10,151.2M

IPOから自社株買いまで:全タイムライン

2025年7月IPOを$90.00で価格決定。約$500Mから$2.52B(グロス)へ増額。手取り$2,473.8M。
2025年8–10月静寂期:$4.2BのATMは設定済み(7月31日)ながら3カ月間売却ゼロ。
2025年11月初のATM売却:2週間で$157.4M(158万株)。
2026年1–2月小刻みな調達:1月$420.4M、2月$85.5M。
2026年3–5月急拡大:3月23日に$21BのATMを新設。3月$1.78B、4月は過去最大の$3.28B、5月$1.95B——3カ月で$7.0B超。
2026年6–7月完全停止:STRCが額面$100を割り込み、発行はゼロに。6月29日に$1Bのデジタル・クレジット買戻しプログラムを発表し、7月20–26日の週に288,930株(約$25M)を買い戻し——資金の流れが逆転。

この数字が意味するもの

現在の年率12.00%では、発行済み約1億460万株のSTRCだけで年間約$1.26Bの配当支払い義務が生じます。2026年半ば以降、Strategyはこの現金負担の一部をビットコイン売却で賄っています。

残存ATM枠$17.5Bは将来の調達余力ですが、機能するのはSTRCが額面以上で取引されている間だけ。$100未満での発行は新規調達1ドルあたりの実効利回りを押し上げます。2026年6月に発行が止まり買戻しが始まったのは、このメカニズムの裏返しです。

よくある質問

StrategyはSTRCで合計いくら調達しましたか?

2026年7月26日時点で手取り約$10.15B。2025年7月のIPOで$2,473.8M、ATM(市場内売出)で$7,677.4M。すべて週次8-K開示に基づきます。

STRCのATMプログラムとは?

新規STRC株を市場価格で直接売却できる仕組みです。授権枠は$4.2B(2025年7月)と$21B(2026年3月)の2本で、約$17.5Bが未使用です。

なぜ2026年6月にSTRCの発行を止めたのですか?

STRCが額面$100を下回って取引されたためです。額面割れでの発行は調達コストを押し上げるため、StrategyはATM売却を停止し、6月29日に優先株向け$1Bの買戻しプログラムを発表しました。

STRCの発行済株式数は?

2026年7月26日時点で約1億460万株。IPO以降に約1億489万株を発行し、2026年7月に288,930株を買い戻した差引きです。

本ページは情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。優先株の配当は取締役会が宣言した場合にのみ支払われ、これらの証券はStrategyのビットコイン保有によって担保されていません。